タイトル:リフォーム現場のトラブル回避ノウハウ 準備編

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概要

リフォーム現場のトラブル回避ノウハウ 準備編 の電子ブックです。一般社団法人JBN・全国工務店協会

3車の止め方P71リフォーム現場のトラブル回避ノウハウ準備編短時間の荷下ろしのための駐車であっても、道をふさいでの駐車が行われていると、その場に出くわしたドライバーは腹が立つものです。一番良いのは、敷地内に駐車場を確保することですが、スペースがなく道路に停めざるを得ない場合は、車が通れるだけのスペースを残して停まれるように仮囲いの位置など仮設計画を工夫しましょう。また、配送業者や職人にその旨を伝え、確実に守ってもらうことが必要です。※1それでも道路をふさいでしまう場合には、道路の占用許可を取り、警備員を配置するといった対応をするか、搬入を中断してでも車を移動し、通行を優先する配慮を行うことで、近隣からの不満をため込まないようにしましょう。工事車両をどうしても長時間駐車しなければいけない状況が生じたときは、道路使用許可※2を取得して、合法的に道路を使用することが必要です。その場合でも、安全対策等が求められますので、交通誘導員の配置など必要とされる対策を講じておく必要があります。通れない!※1道路占用とは道路に一定の施設などを設置し継続して道路を使用すること。建物から道路上に出ている看板や庇のその対象となります。工事中の期間で言えば、道路上に設置される仮囲いや足場などが対象となります。占用料が発生します。許可申請は道路管理者に行います。これらには、占用許可だけでなく下記の使用許可も必要です。※2道路使用とは道路を一時的に使用して工事等を行うために使用することクレーン車やコンクリートポンプ車など工事車両を一時的に停めて使用するもの及び上記の足場などの設置でも必要となります。申請手数料が必要となります。許可申請は所轄警察署長に行います。1工事車両や搬入車両が交通障害にならないような仮設計画を立てよう。2どうしても道路を使用しなければならない場合は、許可を取って警備員等を配置するなど十分な対応が必要。71