タイトル:リフォーム現場のトラブル回避ノウハウ 準備編

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リフォーム現場のトラブル回避ノウハウ 準備編 の36ページ目の概要です。

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概要

リフォーム現場のトラブル回避ノウハウ 準備編 の電子ブックです。一般社団法人JBN・全国工務店協会

第2章施主との顔合わせ6現場の呼び方(施主のストレス緩和のために)住みながらのリフォームの場合、自分が住んでいる住まいを「現場」と言われることに抵抗を持つ人もまれにいます。「現場」という言い方のイメージを、人が住んでおらず、汚し放題で工事をガンガン行っている場所と捉える人もいるためです。工事現場の中に自分が住んでいるというイメージが、きれいにするためのリフォームをしているというイメージから少し離れてしまうとそこに住んでいることにストレスがかかることにもつながります。そこで「〇〇邸」というように、住んでいる人がいる、その人の家なのだということを意識して邸名で呼ぶと良いかと思います。これは、職人を含め工事にかかわる全員がそう呼ぶことで、工事現場であるという印象を低減することができると思います。また、工事現場イコール汚い、うるさいといったイメージを持たれる方もいることから、切削機器を使用する場合は、集塵機付きのものを使用し、一連の作業が終わった段階で大まかなごみは集めてごみ袋に捨て、休憩時間の前などには現場の掃除・片付けを徹底して行い、常にきれいな状態を保つように心掛け、実行することでマイナスイメージのReform_02_6_L低減が実現できると思います。快いリフォームを提供するためには、言葉遣いも重要な要素ですが、作業場自体の清掃を徹底することやできるだけ音が立たないような工具を使用するなど音に対する配慮も、施主の工事に対するストレスの低減につながると思います。「現場」に搬入しておいて確かに「工事現場」だけど・・・36