タイトル:職業人としての自覚と責任

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概要

職業人としての自覚と責任 の電子ブックです。一般社団法人JBN・全国工務店協会

1.企業の社会的責任と住宅産業一般的に企業の社会的責任とは、社会の一員としての企業の組織活動が社会や環境に対して、経営活動を通して及ぼす影響に関して担うべき責任のことをいいます。具体的にはコンプライアンス、消費者保護、環境配慮、労働衛生安全、人権擁護、社会貢献などの責任が対象となり、この責任を果たすために7つの原則があります。1説明責任2法令順守(法の支配の尊重)3透明性4国際行動規範の尊重5倫理的な行動6人権の尊重7ステークホルダー(利害関係者)の利害の尊重1説明責任2法令順守(法の支配の尊重)7ステークホルダー(利害関係者)の利害の尊重社会的責任7つの原則3透明性6人権の尊重5倫理的な行動4国際行動規範の尊重社会的責任を果たすことで得ることが出来る最大のメリットは、企業が社会からの信頼を得ることですが、そのほか次のような効果も期待することが出来ます。●法令違反等の反社会的行為によって事業継続が困難になる事からの回避●組織の評判・知名度・ブランド力の向上●健全な労働環境の維持による、社員の雇用・定着、士気向上、労使関係への効果●消費者とのトラブルの防止・減少・回避●ステークホルダー(利害関係者)との関係性の向上●資金調達の円滑化、組織・販路の拡大、安定的な資材の確保―1―