タイトル:職業人としての自覚と責任

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概要

職業人としての自覚と責任 の電子ブックです。一般社団法人JBN・全国工務店協会

参考:その他、顧客への接客の基本営業的な要素を占めていますが、顧客対応の基本として一読してください。●席へのご案内お客様を席へご案内する際には、上座・下座をしっかり把握しておくことが重要です。また、ご夫婦で来られた場合は、レディーファーストか、亭主関白かをチェックしておくのもポイントになります。会話の中では見えないところも席のご案内で見えてくる場合もあるので、注意してみておきましょう。●展示場内の説明展示場、ショールームなどの広いスペースでお客様が複数の場合は、その場から離れていかれる方が出てくることがあります。その場合は、必ず一人にさせないように気を配りたいものです。あとから「話を聞いていない、」「相手にされていない、」などお客様に不快な思いをさせることがないように会社全体でバックアップフォローを心がけていくことが必要になります。●立ち位置ご案内の際には異性側に立たず、同性側の方に立つことを心がけるようにしましょう。ご夫婦で来られた際に、男性営業マンが奥様側に立つことを旦那様は良い気分で肯定はしませんし、逆のパターンも同じです。話しかける数の割合も度が過ぎると良い印象ではなくなる可能性があるので注意してください。●着座位置着座位置では、正面に座るのは心理的に圧迫作用を与えるので少しずれるようにしてください。同性側を正面としたときに、ほんの少し(15度程度)中心へ寄ることを心がけ、身体の向きはテーブルに対してまっすぐではなく、少し体の向きを寄せるようにすることで、圧迫感をなくしたうえでリラックスして話をしてもらえるよう、会話の流れを着座の関係から演出したいものです。●お茶の出し方お茶の出し方は、基本は右側からということも言われていますが、打合せをしている際には、邪魔にならないように利き手ではないほうから、また、ご夫婦打ち合わせの時は両サイドから出すようにします。その場合、「左側から失礼します」と一言言葉をかけることを心掛けて。お茶の出し方ひとつでお客様からどのようにみられるかが変わることがあります。―25―