タイトル:職業人としての自覚と責任

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概要

職業人としての自覚と責任 の電子ブックです。一般社団法人JBN・全国工務店協会

3)電話の出方電話は声のトーンが重要です。つまらなそうな声、元気のない声、小さくて聞き取りづらい声や無反応は相手にいい印象を与えません。意外と嫌なイメージは相手にすぐに伝わります。このような電話対応では、その会社の消費者対応が良いかどうかが瞬時に伝わるものです。慌てた対応や、不慣れな点が出ると相手は不安になってしまいます。想定外の内容の話をされても慌てないように、何を確認し、何を伝えるか、漏れがないか、話す内容を事前に用意しておきましょう。<電話対応の基本フロー>1自分「はい。●●会社です。」2先方「△△会社の××です。◎◎様はいらっしゃいますか?」3自分「確認いたしますので、少々お待ちください」4自分「◎◎はただいま外出しておりますので、ご用件を承ります。」5内容をお聞きする6ご用件の確認を行い、伝える旨をお伝えする7内容をメモに取り担当者に必ず伝える、または、連絡を入れる。その際、△△会社の××様から…という用件で電話があったことを付け加えて伝える事。※まれにメモを担当者の机に貼って終わりという人がいるが、この対応は担当者が気付かずにトラブルのもとになる場合が多々ある。※電話対応シート電話がかかってきた場合、電話対応シートを用意しておくことを基本としたい。4)電話のかけ方会社名、自分の名前、要件を先に伝えるのがポイントです。ここでの要件は詳しい要件ではなく、概要を伝えるものです。そのうえで、電話をお願いしたいお相手に回していただくようにします。通常は相手がいるかいないかの確認に入りがちですが、要件の概要を入れることで話が非常にスムーズに進むようになります。またその際、在宅か不在かで、その後の行動に違いが出ます。<例>1「会社名」の「自分の名前」です。2「いつも大変お世話になっております」3「○○の件でお電話させていただきました」4「△△様はおられますか?」―23―