タイトル:職業人としての自覚と責任

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概要

職業人としての自覚と責任 の電子ブックです。一般社団法人JBN・全国工務店協会

連絡します。連絡は、伝えるべき内容が伝えるべき相手に確実に伝わったことが確認できて初めて連絡になります。2)会社外での仕事での連絡会社外での仕事で会社に戻らない場合は、仕事始めと仕事終わりに必ず会社に連絡を入れ、自分の仕事に関連した連絡が入っていないか確かめます。また、自分の仕事の範疇だけでなく、現場で他職種の仕事を工程通りに進めるために必要な段取りについても連絡します。2-8相談仕事を進めていく上で、判断に迷うことや方法が分からなくなる場合があります。また、顧客との間で思わぬトラブルが起こり、仕事に影響が出ることもあります。このような問題を、未然に防ぎ速やかに解決するには、上司に相談することが重要です。1)緊急性の高い相談顧客からのクレームや納材の遅れなど、トラブルの内容は複雑で広範なものがあります。決して一人で抱え込まないで、その兆候を感じ取った時に早く上司に相談します。時間の経過によって問題を解決することが難しくなり、余分なことでこじれてしまうことがあります。2)仕事内容の相談指示された仕事を適切にこなせるかの自信がない時、「何がどうわからないのか」「何の判断に迷っているのか」を明確に上司に相談します。初めての仕事ではなくても、任せられて行うことは初めての場合はいくらでもあります。任せられることが初めてで、何に不安を感じているのかを伝え、的確な指示をもらいます。3)社会人としての相談社会人になると、今までにない悩みも多くなります。今までは気の合う仲間との付き合いだけで済んでいましたが、仕事の関係では相手を選ぶことはできません。特に様々な人間関係が生じますので、早めに相談して、仕事仲間として、大人の対応ができるようになってください。4)相談の原則相談をするときは、自分の考えを固めてしまってから相談して、上司から異なる意見をもらうと、その意見に思わず反発したくなるなど、柔軟に対応できずに逆効果になる場合があります。一人で背負い込まずに、選択肢がたくさん考えられるうちに早めに相談します。相談したら、結果を必ず報告するようにします。―9―