タイトル:職業人としての自覚と責任

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概要

職業人としての自覚と責任 の電子ブックです。一般社団法人JBN・全国工務店協会

2-6報告基本的に、上司から指示や命令を受けた場合、必ず報告をする習慣を身に着けてください。報告にも、ルールがあります。1)報告はできるだけ早くする簡単な要件を受けた場合、指示をされた人は結果報告をおざなりにする傾向があります。しかし、終わったことの報告がなければ指示をした上司にとって、計画通りに業務が進んでいるかどうかが分からずに心配になるものです。どのような簡単なことでも完了後は出来るだけ早く報告を行って下さい。また、失敗や事故などの悪いニュースは、一刻も早く報告をします。2)報告を忘れたときは素直に詫びる人間である以上、うっかりして報告することを忘れることはあります。この場合、もし上司から確認を受けた場合、素直に報告しなかったことを謝罪しあらためて報告してください。決して言い訳をしないことが大事です。3)報告は簡潔に結論からする上司が知りたいのは結果です。まずは、終わったかどうかの結果を報告し、経過が必要ならば結果の次に筋道を立てて報告してください。報告は、できるだけ簡潔に分かりやすく行う事が望ましいです。4)報告は直接行う必ず、受けた本人が報告してください。他人を介して報告すると正しく伝わらない場合があります。メモ書き等を用意して机の上に提出しての報告は厳禁、必ず自分で報告してください。5)客観的に報告する個人の意見を入れずに、できるだけ客観的な報告をします。必要がある時は報告の後に、自分の意見を述べます。また、たぶんとか、だろう、そうだった気がしますなどのあいまいな報告は役に立ちません。2-7連絡報告に次いで、社会人として重要なのが会社や上司、同僚への連絡です。連絡の内容は、仕事に関する情報がほとんどですが、連絡を行う場合も受ける場合も迅速に行い、相手の仕事の支障にならないようにします。1)連絡の原則会社の外での仕事の場合は、会社に連絡を入れ、伝達事項がないかを確認します。外出先の上司に緊急の連絡がある場合には、外出先の状況を考慮し、携帯電話や携帯メールなど適切な方法で連絡します。自分の担当外の仕事内容であっても、会社にとって関連する情報を得た場合は、速やかに上司に―8―