タイトル:長期優良住宅化リフォームのためのリフォーム工事の部位別施工指針 工事の流れと注意点編

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概要

長期優良住宅化リフォームのためのリフォーム工事の部位別施工指針 工事の流れと注意点編 平成26年 一般社団法人JBN

?関連工事1:(天井)「2-1天井下地の交換」、(間仕切壁)「3-1間仕切壁増減」、(床)「2-2・3床板張替え」配管施工一般埋設管埋設管の防食措置備考21.配管の施工に先立ち、あらかじめ、他の設備配管機器及び機器との関連事項を詳細に検討し、勾配を考慮してその位置を決定する。2.配管に漏水を認めた場合は、速やかに取り換え修理を行うこととし、コーキング修理を行ってはならない。3.配管施工中の開口部は、すべてプラグなどを用いて、異物の侵入を防止する措置を講じる。4.配管の勾配は、空気だまりや泥だまりが生じないように均一にとる。なお、寒冷地においては、先上がり配管とし、容易に水抜きができるようにする。5.塩ビライニング鋼管またはポリ粉鋼管を使用する場合には、継手に管端防食機構を内蔵した継手をしようするか、管端に日本水道協会の型式認定を受けた防食コアを使用する。6.銅管以外の配管は、パイプベンダーを用いて曲げてはならない。7.給湯配管は上記のほか、次による。a)配管にあたっては伸縮を妨げないような措置を講じ、適切な箇所で支持する。b)管内に空気だまりが生じないように配置する。c)銅管の曲げ加工は、パイプベンダーを用いる。1.配管をコンクリートに埋設する場合は、さや管を用いた工法等、維持管理が行いやすい工法とする。ただし、構造用主要な部分のコンクリートには埋設しない。2.屋外主要管路には、必要に応じ表示杭、表示板、表示ピン等に埋設位置を表示する。また、埋設管は、他の埋設管と識別可能なようにする。3.給水管の埋設深さは特記による。特記がなければ、一般敷地では土かぶり300 mm以上、敷地内車両通路(車の通行する部分)では600 mm以上とする。ただし、適切な防護措置を施した場合は、この限りではない。寒冷地では、凍結震度以上とする。4.給水管と排水管を平行して埋設する場合は、両配管の水平間隔をできるだけ離し、かつ、給水管は排水管の上方に埋設するものとする。また、両配管が交差する場合もこれに準ずる。塩ビライニング鋼管及びポリ粉鋼管(以下「鋼管」という。)を土中に埋設する場合の防食措置は次による。1.外面樹脂ライニングの無い鋼管は、ペトロラタム防食テープ1/2重ね1回巻きとし、さらに防食用ビニルテープを1/2重ね1回巻きとする。2.外面樹脂ライニングの無い鋼管の継手部及び弁は、ペトロラタム系防食シートでつつみ、さらに防食用ビニルテープを一回巻きとする。1.横走り配管の吊り及び揺れ止め支持間隔は、鋼管及びステンレス管は2m以下、ビニル管、ポリエチレン管及び銅管は1m以下、架橋ポリエチレン管は0.5m以下とする。2.立て管は、各階ごとに1箇所以上固定支持する。吊り及び支持参考・図・住宅紛争処理技術関連資料集木造住宅補修方法編、住宅リフォーム・紛争処理支援センター(図*1)・木造住宅工事仕様書、住宅金融支援機構247