タイトル:長期優良住宅化リフォームのためのリフォーム工事の部位別施工指針 工事の流れと注意点編

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概要

長期優良住宅化リフォームのためのリフォーム工事の部位別施工指針 工事の流れと注意点編 平成26年 一般社団法人JBN

内部床4-1段差解消-2(床のかさ上げ)工程高齢者対応(レベル4)和室の敷居の高さまで低い方の洋室・廊下の床のかさ上げをする。不具合つまづき防止?関連工事1:(床)「2-2・3床張替え」※幅木の撤去1既存床の調整2床仕上材の施工3見切り材の設置4幅木の復旧5最終確認※幅木の撤去123451.必要に応じて、出幅木等を撤去する。既存床の調整1.既存の床仕上げ材に部分的に欠損などがある場合は、老朽箇所を根太間隔1尺単位で切除し、同厚の合板などで補修する。2.既存の床仕上げが、根太等から浮いている場合は、●本節1-2床鳴りの補修の工法により補修する。3.床束や根太の変形や腐朽が生じている場合は、必要に応じて床面を開口し、部材を交換する。床仕上げ材の施工<関連工事1>1.床仕上材厚と段差の高さに応じて、根太等に調整下地を打ちつける。2.床仕上材を施工する。見切り材の設置1.改修前より床高さがあがるため、床高さが低い方の室の敷居(引戸・掃き出し窓・部屋の外側へ開く開き戸)の前に、三角形の見切り材を施工する。幅木の復旧1.必要に応じて、後付け幅木を施工する。最終確認1.工事全体の仕上がりを確認する。2.片付け、清掃を行う。バリアフリーを目的とする場合、「住宅の品質確保の促進等に関する法律」の高齢者等配慮対策等級および、フラット35Sのバリアフリー性に関する基準(高齢者等配慮対策等級(専用部分)の等級3)の基準が目安となる。(高齢者等配慮対策等級(専用部分)の等級3)a)移動等に伴い転倒、転落等の防止のための基本的な措置が講じられていること。b)介助が必要になった場合を想定し、介助用車いす使用者が基本生活行為を行うことを容易にするための基本的な措置が講じられていること。*2219