タイトル:長期優良住宅化リフォームのためのリフォーム工事の部位別施工指針 工事の流れと注意点編

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概要

長期優良住宅化リフォームのためのリフォーム工事の部位別施工指針 工事の流れと注意点編 平成26年 一般社団法人JBN

【1990?99年(平成2?11)(築15年以上)の木造住宅】概要1991年から、旧公庫の割増仕様に外壁の通気構造が記載される。1999年の省エネ基準改正まで断熱施工されている可能性が高いが、90年代の新省エネ基準は、現在の基準と比べると低い断熱性能となっている。検査のポイント□断熱材・気流止めの有無、仕様※平面図/矩計図/仕様書・小屋裏・床下から可能な範囲で現況調査を実施する改善方法□断熱材が無い、不十分な場合→断熱改修※外壁または内壁のリニューアルに合わせて計画する。※同時に気流止めや防湿層の設置を計画する。※床下では、あと施工の設備配管等により断熱材の剥がれなどが見られる場合があるので補修する。注意点1992年の新省エネ基準の断熱性能は、現在の1/2から1/3程度の性能。1989年から旧省エネ基準相当の断熱構造が公庫の融資要件となる。※断熱材や防湿層、気流止めが適切に施工されていない場合、開放型暖房機器の使用や換気不足により結露が発生しやすくなっている可能性がある。天井裏については、断熱材の施工が均一ではない場合が多いので注意が必要例)○木材の乾燥収縮による隙間の発生、間仕切り上部の気流止めがない○天井の防湿層が連続していない○下屋の取り合いの断熱欠損○押し入れの上部や下部の断熱欠損【2000年~(平成12年~)(築10年程度)の木造住宅】概要ほぼ断熱施工されているといえるが、断熱性能の水準は、住宅ごとに異なっていると考えられる。日本サッシ協会の調査では、2000年代の1~3地域の窓はほぼ100%が窓断熱化(アルミ以外のサッシや二重窓の採用)となっている。4地域は50%、5・6地域以南は30%の窓断熱化である。検査のポイント□断熱材・気流止めの有無、仕様※平面図/矩計図/仕様書・小屋裏・床下から可能な範囲で現況調査を実施する。改善方法□断熱材が無い、不十分な場合→断熱改修※外壁または内壁のリニューアルに合わせて計画する。※同時に気流止めや防湿層の設置を計画する。※床下では、後施工の設備配管等により断熱材の剥がれなどが見られる場合があるので補修する。注意点新築住宅の次世代省エネ基準の適合率は、2000年では3%、2011年は50?60%。フラット35の融資要件は旧省エネ基準相当の断熱性能。※断熱材や防湿層、気流止めが適切に施工されていない場合、開放型暖房機器の使用や換気不足により結露が発生しやすくなっている可能性がある。天井裏については、断熱材の施工が均一ではない場合が多いので注意が必要例)○木材の乾燥収縮による隙間の発生、間仕切り上部の気流止めがない○天井の防湿層が連続していない○下屋の取り合いの断熱欠損○押し入れの上部や下部の断熱欠損17