タイトル:長期優良住宅化リフォームのためのリフォーム工事の部位別施工指針 工事の流れと注意点編

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概要

長期優良住宅化リフォームのためのリフォーム工事の部位別施工指針 工事の流れと注意点編 平成26年 一般社団法人JBN

◇別表雨漏りの「調査・ヒアリング」のフロー部位発生時雨量頻度必要な措置1屋根外壁開口部と外壁の取合いベランダと外壁の取合い降雨時強風雨時や特定の風向で発生通常の降雨数年に一度1年に1回以上123該当部位の仕上の調査をし、部分的な修繕を行う。下地や軸組が傷んでいる可能性があるため不具合のある部分の劣化調査をし補修する。直ちに補修、不具合のある部分の劣化調査と雨漏り部の構造の精密調査を行う。積雪時4すが漏れ・結露の調査を行う。寒冷時5配管や壁面からの結露の調査を行う。上記以外発見から1年未満仕上材に大きな異常なし配管等からの漏水も考慮し、調査・聞き取りする。発見から1年以上仕上材に明らかな異常(※)仕上材に大きな異常なし直上階に水廻り設備があり、降雨に限らず漏水2開口部降雨時強風雨時や特定の風向で発生しぶきが飛散数年に一度7建具の水密性の点検を行う。内壁ににじみ1年に1回以上内壁ににじみ※明らかな異常【屋根】○インスペクションの劣化事象がある。・下地材に到達するひび割れ、欠損、浮き、はらみ又は剥落・複数の仕上材にまたがるひび割れ又は欠損・著しい錆び又は化学的侵食"仕上材の著しい浮き通常の降雨【軒裏・破風・鼻隠・雨樋・外部金物・バルコニー等】○インスペクションの劣化事象がある。・軒天の雨漏り跡広範囲な内壁のにじみ、大量の滴下必要な措置2へ戻る【外壁・シーリング】○インスペクションの劣化事象がある。・下地材に到達するひび割れ、欠損、浮き、はらみ又は剥落・複数の仕上材にまたがるひび割れ又は欠損・著しい錆び又は化学的侵食・仕上材の著しい浮き・シーリング材や防水層の破断、欠損122