タイトル：リフォーム工事における見積書作成の考え方と施工手順

概要

リフォーム工事における見積書作成の考え方と施工手順　平成26年 一般社団法人JBN

工事番号1－３工事名外壁の部分補修３シーリングの補修レベル1概要シーリング材が劣化し、水密・機密性能が低下して漏水の原因となることを防ぎます。※サイディングに使用されているシーリング材の一般的な補修です工事の手順今回実施1事前準備／足場仮設1天候を確認します。前日が雨や雪の場合は、接着面が十分に乾燥していることを確認します。2必要に応じて足場を設置します。3原則として、吹付け等の仕上げ前に行います。仕上げ後に充填する場合には、目地周囲を養生し、はみ出さないように行います。□第４章外装外壁内装内装構造基礎設備水廻り2シーリング材の除去・目地部の清掃1カッターナイフ等でサイディング小口面に付着しているシーリング材及びプライマーを除去します。※サイディングの表面を傷つけないように、サイディング小口を削ります。2目地部のゴミ、油分、水分、金属部の錆などを刷毛や布等で除去します。※目地部のゴミ、油分、水分が残っているとシーリング材の接着不良につながり、剥離の原因となるので注意して行います。3三面接着防止処理マスキングテープ張り1目地部の状況を確認し、必要に応じてボンドブレーカーまたはバックアップ材を充填します。※バックアップ材を充填する場合は、シーリング厚みを十分に確保します。2サイディング端部まで、柄の凹凸に沿ってマスキングテープを張ります。※マスキングテープは、外壁材の塗装仕様に合わせ、適切なものを選定します。4プライマー塗布1専用プライマーを塗り残しやムラ、不足がないように塗布します。2塗布後、３０分以上６時間以内（製造所の指定の時間内）でシーリング材を充填します。5シーリング材充填1目地幅に合わせたノズルで気泡や打残しがないように、すき間なく目地の隅々まで盛り上がるようにシーリング材を充填します。2ヘラなどを使い、シーリング材を押し込むようにしてサイディング表面柄に合わせて平滑に仕上げます。3目地に正しく充填されていることを目視確認します。4シーリング材の硬化・接着状態を指触等で確認します。5不具合があった場合は、監督と協議を行います。6塵あいの付着、汚損等のおそれのある場合は、必要に応じて、養生を行います。6片付け・清掃□□□□1シーリング材が硬化しない間に、マスキングテープを棒切れ、板などに巻き付きつけてはがします。※万が一、シーリング材やプライマーが充填箇所以外に付着した場合は、きれいな布で完全に引き取ります。□7最終確認1清掃作業等の終了後、目視にてシーリング材の打ち残し、表面の凹凸、気泡などの仕上がり状態をチェックします。□－56－