タイトル:リフォーム工事における見積書作成の考え方と施工手順

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概要

リフォーム工事における見積書作成の考え方と施工手順 平成26年 一般社団法人JBN

8諸経費諸経費があるものが102件で88%、無いものが15件で12%となった。工事金額の諸経費割合を見ると、全体平均として6.5%で、100万未満が11%、100万以上500万未満が6%、500万以上1000万未満が6%、1000万以上が6%と工事金額の価格帯としては一律同じ結果となった。諸経費の最低比率は2%で最大が15%となっている。10%を超えているのは全て100万円未満の工事となっている。工事価格帯有り無し平均0~7811%100万~6736%500万~2246%1000万~606%計102156.5%また諸経費の計上の仕方において、全体でまとめて1つの項目で諸経費としている見積書が大半であったが、工事毎に諸経費を計上しているものが20件あった。当然ながら、工事毎の諸経費計上だと、全体一括計上より比較的高い諸経費となる傾向が見られた。第2章9値引き値引きがあるものは42件で36%、ないものは75件の64%となった。通常の値引きと端数調整の値引きの2種類があったがどちらも工事金額全体の割合からみると、一桁の割合であった。10その他備考等施主負担のものがあるかの表記があるものは32件で27.4%であった。変更の可能性があるものの表記については、43件で36.8%であった。含まれない工事等の表記については、55件で47%であった。工事の理由の記載があるものは、9件で7.7%であった。グレード表記があるものは14件で12%であった。見積書のかがみに、上記のような記載があったり、見積書の中に組み込まれたりと色々あったが、やはり会社単位で備考等の記載事項は分かれてくる。-21-