タイトル:リフォーム工事における見積書作成の考え方と施工手順

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概要

リフォーム工事における見積書作成の考え方と施工手順 平成26年 一般社団法人JBN

5見積り外の費用の見落としをしないように第1章?リフォームの見積書に含まれていない費用を見落としていたために起こるトラブルがあります。地域によっては指定業者のみが工事を行う「ガス工事」やリフォームをすることによってなど発生する可能性がある費用を顧客が気づかず(または、全て含まれていると考えている)に追加料金となってしまう場合が多い。通常は、事業者が地域の特性やリフォーム工事の内容によって事前に説明を行う場合が普通ですが、単純に見積書に「○○工事別途」や「○○料別途必要」とだけ記載し顧客に説明しない業者も多くいます。工事金額の増減にも影響しそうな気がしてあえて、説明しない事業者もいるようです。そんなことはないような気がしますが、これがリフォーム工事における代表的なトラブルとして上げられている点でも、多く発生していると考えられます。一見、事業者には責任はない様に見えますが、事業者と顧客との間の信頼は損なわれます。地域特性のルールや手続きなど消費者が、知らない情報も多くあります。リフォームは、リピートが考えられる工事です。顧客との信頼性をしっかりと確保する為にもマイナスの情報であってもしっかりと伝えましょう。参考:リフォーム工事のリピート需要リフォームを行ったすまい手に対し、「以前にリフォーム工事を行ったことがあるか?」についての質問を行った結果、半数以上が「今回が初めて」との回答であり、リフォーム工事初心者が多いことが分かる。しかし、ここで注目したいのは、経験者に置いて「5年以内」「10年以内」が合わせて3割程度となっており、前回のリフォームからあまり間隔を空けずにリフォームを行っており、リピート率が高いことにある。リフォームを行う事によって、次に手を入れたい箇所が発生している顧客が、全体の3割もいる事に注目したい。-10-